問題3:「96個のチョコレートを8人の生徒で分けるとしたとき、生徒1人分は何個になるか。」という問題を、文字xを用いた方程式を使って求めなさい。問題1で作った方程式をもとに、それを解いて答えを求めていきます。
問題1で考えたとおり、この問題を文字xを用いた方程式で表すと、
生徒1人分の個数をx個とすると
となります。
これをx=○、という形にします。
ここで重要なのが
等式の性質というものです。
=で結ばれた左辺と右辺には、同じ数を足したり引いたり掛けたり割ったりしても、=の関係は変わらないというものです。
問題3の場合は、8xの8で両辺を割ることができます。なので、
両辺を8で割ると
答)生徒1人分の個数は12個
となります。
問題4:「96個のチョコレートを分けるとする。1人の先生には5個を分け、残りを7人の生徒で分けるとしたとき、生徒1人分は何個になるか。」という問題を、文字xを用いた方程式を使って求めなさい。今度は問題2で作った方程式をもとに、問題を解きます。
この問題を文字xを用いた方程式で表すと、
生徒1人分の個数をx個とすると
となります。これを、x=○の形にします。
まず左辺を7xだけにしたいので、等式の性質を使って両辺から5を引きます。
すると、
両辺から5を引くと
となります。
次に、7xをxにしたいので、等式の性質を使って両辺を7で割ります。
よって、
両辺を7で割ると
答)生徒1人分の個数は13個
となります。
なお、
という方程式を作った場合も、同じように解くことができます。
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